「LOUIS VUITTON 150周年」 (雑誌『BRUTUS』より)
最新号の「BRUTUS」の綴じ込み特集の中に、日本人に特に人気のあるブランド「ルイ・ヴィトン」の名を見かけた。なんと今年で創業150周年だそうである。
本場フランスでの盛り上がりは分からないが、日本では昨日3日にリニューアルオープンした銀座並木通り店で150周年が祝われたそうである(「LOUIS VUITTON」公式サイト)。
リニューアルにあたって店舗建築を手掛けたのは、あのルイ・ヴィトン表参道店>や、六本木ヒルズ店、それからニューヨーク5番街のショップの設計も手掛けたという青木淳氏だそうである。また公式サイトの中でも150周年を祝う専用ページが開設されていたし、先の「BRUTUS」の中では、日本の音楽界を代表する巨匠、坂本龍一氏が150周年を祝う曲を提供していることなどが書かれており、150周年という企業史の重みを感じた。
それから、別のコミュニティサイト上のレビューで読んだ『私的ブランド論―ルイ・ヴィトンと出会って』という本を連想した。
私自身もルイ・ヴィトン製品は、モノグラムのシリーズだが財布や名刺入れ、キーホルダーなど学生時代から何度か買い換えたりしたものもあったし、以前読んだ『ブランド帝国の素顔 LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン』という本についてかつてレビューを書いたこともあった程、生産される商品に関しては自身の生活とは無縁ながらも、一私企業として見れば興味のある企業ではあった。
伝統的な職人ブランドでありながら、昨今では以前にも増してメディアを中心に露出が増えてきているような気もする。この150年の歴史の中で殊携わったデザイナーだけ見ても、カール・ラガーフェルドをはじめ、ジル・サンダー、マーク・ジェイコブズetc……とそうそうたるメンバーである。デザイン、機能、丈夫さ、信頼性と何をとってもここまで支持の高いブランドは他に類を見ない。
「BRUTUS」は2年程前にも一度、「ルイ・ヴィトンの謎?(2002年8月15日号)」という特集を組んでおり、このときは先に書いた表参道店がオープンする前の時期で、誌面のほぼ全編に渡ってルイ・ヴィトンについてが書かれていたもので、他に手元にある雑誌では、装丁が珍しかった2000年度刊行の「エスクァイア日本版 1月号増刊 All About LOUIS VUITTON ルイ・ヴィトンは好きですか。」がある。誌面ではルイ・ヴィトン製品の各ラインがビジネスやトラベルやタウンといった具合にシーン別にオススメのスタンダード商品が紹介されていて楽しめた。それから所有はしないが、あの高級雑誌「VISIONAIRE」の第18号「FASHION SPECIAL」でも表紙を飾っている。
150年を経てもマンネリ化するどころか、新たな価値観を付加しながら常に成長し続けるブランド。私自身はもう、こうしたブランド物を購入できるような力はないが(笑)、陰ながらルイ・ヴィトン150周年を祝うことにしようと思った。
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