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『BRUTUS さあ、ブックハンティングの季節です!』を読みました。 <後編> ~スイス時計業界の新星フランク・ミュラー~

※旧「楽天広場」時代のブログより転載。

 昨日の続きと言えるかと思うので<後編>ということにするが、中面にあった綴じ込みの記事の中に、一瞬おやっ?という内容のものを見つけた。

 それは木村拓哉さんも愛用すると聞いた、フランク・ミュラーの時計に関する記事であった。

 以前、私もここの日記で、「20代のうちにフランク・ミュラーの時計を買おう!」と思ったことを書いたこともあったが、前言撤回ということで……(笑)。

 今まで社泊やなんだで、19日の夜になってからこの日の日記を書いているのだが、メルマガで入ってきたネットプライス運営のギャザリングによるネットショッピングの情報でも、結構高価なので、できれば30代のうちには買いたいと……(爆)。

 そんな、単なる「スイス製高級腕時計」というだけでなく、ナポレオンの妻であるジョゼフィーヌが使い始めたのが最初と言われる腕時計。実は誕生から正味1900年に入ってからというもの100年と少ししか経っていないという腕時計史の歴史的事実がある中、「社歴100年以上の名門ブランドがゴロゴロひしめくスイス時計界にあって、彼が起こした会社は、91年の立ち上げかららわずか10年足らずで、最高峰ブランドの仲間入りを果たした」と書かれたフランク・ミュラーの時計を作っていた、フランク・ミュラー氏その人自身が、自らその自身の会社を離れたというニュースが、地元ジュネーヴでは話題になっているという記事であった。

cf.「スイス時計業界図

 共同創業者兼共同経営者である、ヴァルタン・シルマケス氏との取締役会における不和が元となり、確執が生まれたというのである。

 それにしても、自身の名前自体がブランド名となっているのに、離れる、つまり会社を辞めてしまったら、この名門ブランドの未来はどうなっちゃうの???という感じである。

 『BRUTUS』の記事の中では、「フランク・ミュラーという名は当然私に帰属する。もしそうでないというなら、私の名前は、私なしでどうなるというのだ……」というフランク・ミュラー氏の発言に対し、「一番大切なのは名前ではない。フランク・ミュラーという名前の人はたくさんいる」とヴァルタン・シルマケス氏の発言が書かれてある。

 以前の日記の中で「ブランド」に対する思いを書いたことがあったが、ブランド名というのは、個人としてもそうだが、企業としてはとても大切なものだと思う。

 そうした意味で、先の双方の意見を総合して考えると、フランク・ミュラー氏が次に起こすであろう会社が「フランク・ミュラー」の名前を使って時計を製造・販売し、ヴァルタン・シルマケス氏は今の会社でその名前を使わなければいいだけなんじゃないの?とか単純に思ってしまった。詳細な経緯が分からないのだが、これからどうなってしまうのだろう?

 既に今までも多くの時計特集などを組んできた『BRUTUS』での記事。現にかつて『日本人はブランドでしか時計を選べないのか?(2000年6/1号)』という特集のものを発行している。そんな『BRUTUS』側の見解はいかがなものだろうか。今後の動向に注目である。

カテゴリー:書評

投稿者 cyberpoet : 2004年06月20日 03:45

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